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      • 瀬尾義治
        • 2020年6月2日
        • 読了時間: 2分

      キトサン x コサイド3000混合


      カチオン化したキトサンが微生物のバイオフィルムを破壊することで、低量の殺菌剤でも標準的な使用量と同程度の効果があるという研究内容をこのブログでもご報告しておりました。銅剤は有機農業でも使用が認められている農薬のひとつであり、世界的に有機農業における銅剤の役割は大きいだけに、銅剤の使用量を低減するための代替策を見つける研究が行われています。

      有機農業で認められているとはいえ、銅剤に依存してきた結果、土壌への銅の蓄積が懸念されています。有機農業、オーガニックファーミングの基本は環境保全ですので、現状の銅剤への依存に対して、様々な研究が行われている中で、キトサン、またはキトサンとの併用による銅剤の低減は大きな可能性があります。

      薬剤の効果を落とすことなく使用量の低減と環境保全が可能な代替策は、有機、慣行栽培にかかわらず必要な防除方法のひとつとなるはずです。

      キトサン農業資材ランドグリーンPRO(500倍)とコサイド3000 (水酸化第二銅)(1000倍)の混合では、カチオン化したキトサンが農薬と凝集することなく混合ができました。(写真上)

      銅剤との混合では、Zボルドーでも同様に混合できるのですが、水溶液の㏗が7以下になると凝集が始まります。㏗を下げる原因は、ランドグリーンPRO(キトサン乳酸溶液)が㏗4前後であることから、ランドグリーンPROの濃度を高くすると㏗も下がるため、ランドグリーンPROの希釈が通常の使用範囲である500~1000倍であれば混合可能という結果でした。※使用したのは水道水です。

      写真左は㏗7~6で沈殿、写真右は㏗7以上で混合。

      水和剤ですので、撹拌をしないと自然に沈殿し、10~15分後には少し沈殿が生じました。これはキトサン混合に関係なく水和剤の特徴ですので、撹拌しながらの散布が望ましいと思われます。

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