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台風11号の爪痕
09/10/2014
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徳島県国府町 弘田さん
根が完全に枯れて1本抜くと黒く腐っていました。(写真上)
8月上旬の台風11、12号による被害状況は、県農林水産政策課によると、新たに山林の崩壊が見つかったり、ビニールハウスのボイラーを試運転してみたところ故障が見つかったりして、施設に関する被害が28億9500万円から44億5200万円に増加。農作物自体に対する被害も、水につかった作物が枯れるなどして、7億1200万円から7億2900万円になった。

弘田さんが2013年11月17日に建てられたハウスに大雨による水害が襲い掛かりました。
ご主人「天災には敵いません、本当にハウス栽培は新規参入でこれからと言う時だっただけにやる気が出ません。最悪の年になりそうと意気消沈!」。僅か助かったアイコ、華小町の苗の手入れをされていました。
環境不適:茎にイボイボが出来ました。
■根元に見られる根のようなものは、気根というほど特殊化したものではなく、不定根(茎などに形成される根をこう呼びます)が形成され、少し伸びた後、環境が整わないため(多くの場合、水不足)伸びきらずにいるものと思います。顕微鏡をお持ちでしたら、横断切片を作り、この根のようなものが内皮の内側の内鞘から出ているかどうかを確かめられると、根であることが判ります。簡単には土寄せをしてやるか、地下部から切り離し、水に漬けるかした時、根として伸びてくるかどうかを見ることで判断できます。不定根の形成にはオーキシンというホルモンが関係しておりますが、オーキシンは地上部の先端で作られ、下へと移動し、根で酸化的に分解されると考えられています。根への酸素供給が悪いと、上部から送られて来たオーキシンが分解されず溜まるので、この溜まったオーキシンの働によって茎の基部に不定根が形成されると考えられています。参考: 柴岡 弘郎(JSPPサイエンスアドバイザー)

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