- 2023年10月6日
銅剤とキトサンで薬害軽減
写真は、軟腐病の防除に銅剤とキトサンを混合して散布されている海北道斜里町のタマネギです。(2023年7月12日) 一般的に銅剤を複数回使用した場合には、薬害として黄変が見られることがありますが、キトサンと銅剤を組み合わせた場合、単独で適用した場合よりも、植物細胞質内に銅の検...
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- 2021年7月15日
キトサンでジャスモン酸を誘導
ジャスモン酸(jasmonic acid)は、植物ホルモン様物質。果実の熟化や老化促進、休眠打破などを誘導する。また傷害などのストレスに対応して合成されることからエチレン、アブシジン酸、サリチル酸などと同様に環境ストレスへの耐性誘導ホルモンとして知られている。 分子式...
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- 2021年5月19日
キトサンによる銅剤の薬害低減
(A)水、(B)14μg/mlの硫酸銅五水和剤と25μg/mlのキトサン、(C)14μg/mlの硫酸銅のみ アメリカ・ワシントン州立大学植物病理学部の2006年の研究では、低レベルの銅剤とキトサン併用によるジャガイモの疫病に対する防除効果があることが報告されまました。...
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- 2020年6月25日
特栽あら川の桃と土作り
和歌山県紀の川市桃山町は、あら川の桃の産地として有名です。この地で特別栽培の桃作りに取り組まれている生産者グループの皆さんがいます。 農薬の使用を慣行栽培比で7割削減し、化学肥料未使用の栽培を20年近く続けられています。特別栽培では、環境保全と炭素循環の土作りの上で、雑草を...
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- 2020年6月4日
近年のキトサン研究の増加
2017年にキトサンの有効性とその作用メカニズムに関する包括的なレビュー「Chitosan in the Preservation of Agricultural Commodities 1st Edition」( Romanazzi et al.,2017...
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- 2020年6月2日
キトサン x コサイド3000混合
カチオン化したキトサンが微生物のバイオフィルムを破壊することで、低量の殺菌剤でも標準的な使用量と同程度の効果があるという研究内容をこのブログでもご報告しておりました。銅剤は有機農業でも使用が認められている農薬のひとつであり、世界的に有機農業における銅剤の役割は大きいだけに、...
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