台風に助けられたキウイフルーツ

徳島県佐那河内村 小谷さん
7月17日の梅雨明け以降、連日33度から35度の猛暑が続き、雨が少ない干ばつ傾向で、一部分に葉枯れが発生していました。乾燥に最も弱いのはキウイフルーツです。キウイフルーツは根が浅いため、乾燥には非常に弱いのです。
昨晩に葉を見たら、一部分黄色くなり萎れてしまっており、もう1、2日気が付くのが遅かったら枯れかかっていたかも知れません。昨晩に潅水をしておいたので、今朝には少し元気になったみたいですが黄色くなった葉は、もう元には戻りません。 順調良く行っていたキュウイフルーツの樹、もう少しで収穫期を迎えるこの時期に大変な事です。
幸い!YM堆肥・米ぬかボカシを撒いていたところは圃場が団粒化が出来上がって居たのか全く元気そのもので、一部キウイの圃場をお借りしていた、キトサン投入の少ない奥の方が葉の枯れがあった模様です。
我々がお伺いして以降、10月5日に台風18号が大量の雨をもたらしてくれました。 小谷さんより連絡を頂きました。 この台風18号のお蔭でキュウイフルーツの樹も元気を取戻し、事無く済んだと連絡を頂きました。厄介な台風もこの時は、恵みの雨を運んで来てくれて大助かりだと話されていました。