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ビートの育苗 その①





北海道で栽培されている砂糖の原料となるビート(甜菜)は、苗を育てて定植する「移植」と、畑に直接種をまく「直播」という2つ方法があります。移植は、3月上旬からハウスで育苗をはじめ、4月後半から5月中下旬の期間に畑に移植します。


育苗で重要な2つのポイントは、発根促進と徒長抑制です。健康な白い根を多く育てることは、植物体内の炭水化物をより多く貯蔵できるだけでなく、移植後の活着を促進します。(※活着とは、移植した植物が根づくことです。)


キトサンを使って、しっかりとした根を育てておくと、活着が早く、農家さんからは、2~3日目には活着しているとよく聞きます。これは活着に5~7日ほどかかる苗もあることを考えると非常に早いということができます。


こちらは、播種後、最初の潅水時にキトサンを希釈して散布して育った苗の写真です。よい根が育っています。播種前後にキトサンが種子に触れると、種子の細胞内で活性酸素が発生し、活性酸素が発芽を促進するきっかけになります。播種、育苗の段階でキトサンと植物が触れ合うことで多くのメリットがあります。


活着が早いメリットは、何より速やかに土から水や養分を吸収できることです。活着が遅れると、その分、小さな苗の体内養分だけで数日間を過ごさなければいけません。当然、体内養分が低下してくるので苗は弱ります。移植後にいったん苗の葉に黄化が表れることを「苗傷み」とも言いますが、これは活着がよくない場合に起こる現象です。


育苗にキトサン、ぜひお試しください。



苗半作もご覧ください。




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