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北海道での堆肥作り

瀬尾義治

2014年7月12日 北海道

今年も干ばつ傾向で、6月23日から2週間以上雨がなく、作物の生長が遅れている状態の道東地区で、今年もキトサンと微生物を使った堆肥作りが始まっています。

昨年の干ばつ、その前は多雨と、”異常気象”が毎年繰り返されるようになっている中で、良い堆肥→良い土壌→良い作物という証明がされているように感じます。

土作りの基本は、物理性と生物性と化学性と言われますが、土台は物理性と生物性、その上に肥料のバランスなどを整える化学性があって効果が発揮されるのですが、現代の農業の多くは、化学性が中心になっているため、土壌の団粒化が崩れ、排水が悪く、保水力も失われている園地が多いのが実態です。

キトサンと微生物(乳酸菌、放線菌、光合成細菌)を混合し、堆肥に散布します。切り返しの手間もいらず、北海道の短い夏でも3ヵ月でできあがり、その後土壌が改善されていることが農家さんから伝わってきます。

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