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あら川の桃 もうすぐ出荷!

2014年6月19日 和歌山県紀の川市桃山町 紀の川市は西日本一の桃の産地です。その中でも、「あら川の桃」は、地質と気候に恵まれた桃山町で生産される桃だけに与えられる特別な名称(登録商標)で、昔から高品質な桃の代名詞として親しまれ、夏の贈り物として人気です。

こちらの桃山キトサン・グループの方々の桃は、農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従い、化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上削減した農産物として認証を受けています。NPO法人循環型環境・農業の会(佐賀県)の「循環型免疫力UP農法」の認証も毎年受けています。こちらは、慣行栽培の7割以上削減の農産物が対象となります。

晩生の桃は、まだまだスモモくらいの大きさです。

大変ですが雑草を手で刈っていますので、除草剤を使用している畑と比べると土を踏んだときの弾力が違います。

草は主に炭素成分ですので、刈った草は、そのまま畑に戻して循環していきます。

米ぬかボカシも10年以上に渡り、畑に毎年何百kgも投入され、土壌の炭素比率を整え、土壌の団粒化を促進しているため、排水性と保水性の両立ができる土壌に変化しています。

お話を聞いていると、昨年は干ばつで雨が少なかった年ですが、土が乾くと午後に葉先がしなだれてしまうため、周辺では水をまいている人が多かったそうですが、キトサングループの人たちの畑は、保水力が増しているため、葉先がしなだれてしまうことがなく、水を散布することはなかったということです。長年の土作りは、労力の点でも省コストにつながっていることがわかります。

収穫前にもかかわらず、話はすでに収穫後の礼肥や元肥の施用の仕方など、いつも熱心なみなさんです。 今年も、美味しい桃の季節がきました!

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