top of page

米ぬかボカシを使った健全な土壌環境作り!

徳島県阿波市  牧本さん

米ぬかボカシは有用微生物とキトサンを使っています。その微生物という目に見えない生命の根源体を活用して健全な土壌環境と、最良の土壌生態系をバランス良く作って行きます。 7/22処理が終わって、水が浸透下した後にお伺いしました。土壌消毒は例年行っている、太陽熱処理(陽熱処理)方法に今回はトマトの樹の残渣を米ぬかボカシを撒いて有機物の分解と土壌中の病原菌を減らす方法を取りました。

■太陽熱処理(陽熱処理)方法 6/17トマトの樹を倒す。 6/18米ぬかボカシ10a/300㎏トマトを倒した上に撒く、米ぬかボカシを使った有機物の分解です。トマトの収穫後に残渣に米ぬかボカシを撒いて浅めに耕起。ハウスからの漏水防止処理を行った後に、十分な湛水により5cm 程湛水させた。2 回目の湛水の後、水を補給しながら、およそ35日間ハウスを密閉し、地温の高温維持を図った。

ご主人のコメント 「圃場に有った全てのトマトの樹の残骸を入れると、なかなか分解しなくて、耕運機で耕起すると絡んでしまった事がある。樹を青いうちに分断しながら耕起し、米ぬかボカシを撒いて微生物分解したお蔭で非常にキレイに分解されて驚いた!」

キトサン・米ぬかボカシを土壌に使うと、キトサンを餌とする放線菌が増殖する、放線菌はキトサンに出会うとキトサン分解酵素を出すため、キトサンを細胞壁に持つ糸状菌を攻撃することになり糸状菌は増殖できなくなる。その結果として有用菌である放線菌は増殖し、有害菌である糸状菌の増殖は抑えられる。 この後はもう一度米ぬかボカシを撒いて畝たてをします。今年は昨年に増して最高の年になることを期待します。

 最新記事
 SEARCH BY TAGS: 
bottom of page