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コシヒカリ収穫


徳島県佐那河内村 西条さん

西條さんのキトサン・米ぬかボカシを使ったコシヒカリの収穫になりました。今年は日照不足で登熟歩合の低下、乳白米(白未熟粒)発生が多く大幅な減収に繋がった農家様が多かったとお聞きしました。

■温度が昼間約35℃、夜間約30℃程度を越えると、稲に高温障害が発生する可能性があります。高温になると、吸水が蒸散に追いつかずに、しおれて枯れる場合があります。また、蒸散を防ぐために葉の気孔が閉じます。気孔が閉じると光合成も停止し、生育が止まって、根が弱って倒伏しやすくなり、やがて枯れてしまう場合があります。 夜間の高温は、稲の呼吸作用を増加させます。日中に生産したデンプンが呼吸で消費されてしまい、穂や根に送り込む量が少なくなり、登熟歩合の低下、乳白米(白未熟粒)発生の原因となります。

■稲は気温が30℃以上になると、光合成ができず、十分にでんぷんをつくることができません。熱帯夜など夜まで気温が下がらない気象が続くと、稲が本来蓄えるべきでんぷんを使い切って、スタミナ切れのような状態になってしまいます。 このような高温障害の影響を受けた米は、細長くなってしまったり小粒になりがちです。炊いてみても、水分が米粒に均一に吸収されず、表面付近に残ってしまう傾向にあるため、どうしても美味しく炊きあがらないのです。

そこに8月7日午後に沖縄県の南大東島にもっとも接近。時速15キロ程度のゆっくりした速度のまま、次第に進路を東寄りに変えながら日本本土に近づいた。 台風からの雨雲によって西日本の広範囲が大雨となり台風11号は「強い台風」の勢力を保ったまま10日6時過ぎに高知県安芸市付近に上陸した。 台風11号は「強い台風」の勢力を保ったまま10日6時過ぎに高知県安芸市付近に上陸。速度を上げながら四国を縦断したのち瀬戸内海に出て、10時過ぎに兵庫県赤穂市付近に再上陸、同日午後には日本海へ抜けて北上。11日午前9時(協定世界時11日0時)に北海道の西の北緯43度・東経137度で温帯低気圧に変わった。 そのせいもあって、キトサンで丈も短く、穂付も良かったが度重なる大雨で、収穫間じかのコシヒカリは全量倒れてしまいました。しかし、キトサン・米ぬかボカシを使った茎は折れる事無く、コンバイン機で収穫する事が出来ました。

徳島県の2014年9月15日現在水稲作作況「101」の平年並みで25万トン過剰見込   ( 2014・9・27 日本農業新聞 掲載より) 但し徳島県は全国平均比較95% やや不良の結果に終わりました。 西條さんのコシヒカリも10a/500㎏ :予想平均収穫量10a/537㎏と今回のコシヒカリはマイナス37㎏でした。原因はうんかの大発生で大幅減収に繋がったのと、終盤の登熟期で倒伏してしまった事が減収に繋がったものと思われます。 ■新米のコシヒカリで「にぎり寿司」を奥様が作って試食をさせてくださいました、食味度のある美味しいコシヒカリでした。

キトサン栽培のコシヒカリ米、地元で大盛況で全量売れてしまったそうです。

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